思春期の母親は仕事を続けるべきなのか。辞めるべきなのか?そんな話題に触れたいと思います。
正解とか間違ってるとかそういう話じゃなくて私の意見になりますが、実際に思春期の娘を持ってみて感じたこと、仕事を続けるならどんなところに気をつけるべきなのかをまとめます。
最後まで読んでもらうことで迷いが明確になり、気をつけるべき事もわかるので、思春期の子をもつ母親としてどう時間を使っていくべきなのか考えられると思います。
迷いが晴れて自分の中ではっきり決まると家族のまとまりも生まれますよ。
思春期の母親は仕事をどうするべきか。
赤ちゃん時代には赤ちゃん時代の、小学生になると小一の壁とか小学生ならではの子育ての悩みがあります。
そんな時期に母親として仕事をして子育ても家事も両立していくとしたら、体力的にも時間的にも精神的にも厳しいことたくさんあります。
じゃあ子供が大きくなったら働きやすくなるのでしょうか?中学生とか高校生になるともう放っておいて大丈夫なのか?
・・私自身は子供が大きくなればなるほど働きやすいって思ってたんですよね。
これ、間違っているわけでもないんですけど、やっぱりそれはそれで違う悩みが出てくるんです。
時間的なことでいうと
- テスト中は帰りが早い
- 部活で帰宅は遅いけど、何時に帰ってくるかよくわからないのが逆に心配
- 休日や長期休暇もクラブや塾で結構忙しい
- 友達付き合いが広くなり、家にいないことが増える
こんな感じですが、親が仕事していても大きいので自分でどこでも行くし、留守番はできます。なんなら喜びます(笑)
そこよりも親として感じたのは、
思春期という難しい時期に親の目が子供に行き届かないことで悪影響を及ぼすのではないか?
ということでした。
これは
- 本人自身の問題
- 友達関係
- 勉強や受験
など広い部分で思うことです。
この事は子供が大きくなるにつれて感じるだろうと思っていたことだったんですけど、私自身もやはり予想通り感じるようになっていました。
思春期になると母親が見えない部分が増えてきます。学校生活も友達関係も、いちいち親に言ってくれない事も増えます。
テストは成績として見えるけど、そこまでの過程が見えない。受験時は塾に通ったりお弁当作ったりがより増えるので親のサポートが必要。
悩んでいることがあるのかないのか、色々うまくいってるのかどうか?
ただでさえ子供のことが見えないのに、仕事をしてさらに見えなくして良いのか。嫌でも巣立っていく子供達との時間を仕事で使って良いのだろうか・・。
子供がだんだん自立する分、思春期の子を持つ母親が仕事を持つことは時間的にだけ見ると簡単だと思います。
だけど、見えない部分をどう親としてフォローしていくのか?親として何を1番の優先事項にしていくのか?
そこを考えていく必要がありますね。
思春期の子の母親だからこそ仕事が必要な部分も
とはいえ、思春期の頃だからこそ必要になってくるものがあります。それはお金!
現実的に受験のための塾代、高校、予備校、大学費用・・本当にかなりの額が必要です。
我が家の娘の高校受験塾の費用についてはこちらの記事にまとめましたが・・
高校受験の塾よりも、大学受験の予備校の方が高額だし、大学生になると学費以外にも一人暮らし費用がかかったりもしてきます。調べれば調べるほど果てしないほど必要だとわかるお金〜(汗)
こうなると母親も働く必要がありますよね。私も子供が小さい時にはすでに教育費を懸念してパートに出たので、本当にそう思います。
子供が小さいからとか、小一の壁だとか、母親として仕事をどうすべきか迷う時期は何度もあるけれど、ここまで耐えてきたお母さんにとっては思春期が一番働き方を迷う時期かもしれません。
でもね、思春期の子供がいるからと言って、母親が働くべきではないとは思いません。お金がある事でサポートできる事だってあります。
そして一生懸命働く姿を見せることは、子供にとって悪いことだけではないと思うからです。
働く時は働くなりにしっかり子供と接してあげればいいと思います。
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では働くという選択をした場合に注意すべき事は何か?
次は思春期の子をもつ母親が仕事をする上で気をつけたいことをまとめますね。
思春期の母親が仕事を持つ時に気をつけたいこと
悩んだ結果、働くという選択をするお母さんも素敵だと思います。でも迷っている状態では自分も幸せになれませんし、子供も同じです。
働くことに迷わないための、思春期世代の子を持つ母親が気をつけたいことをまとめてみました。
- 自分や家族にとって仕事が本当に必要なら堂々と働く
- 時間がある時に母親としてできることをする
- できるだけご飯は一緒に食べる
- 顔を合わす時には子供の話をしっかり聞く
- 日々たくさん会話をする
- 挨拶をちゃんとする。
- 自分からも色々話し、悩みも共有する
- 時間がないからと言ってなんでも適当にしない
- 休みの日はたくさん一緒に過ごす
- たくさん一緒に笑い合える関係に
忙しい日常だとついつい子供との時間を面倒だって思ったり、話をちゃんと聞かなかったりしちゃいませんか?家族と向かい合うっていう意識を持ちましょう。
普段のコミュニケーションはしっかりとること!簡単なようで、思春期の子供には意識しないとできていない事です。
そして子供は自分で色々考えていて案外しっかりしています。
働いていることに後ろめたさを感じ、時間がある時になんでもやってあげる、っていうのはよくないと思います。任せるところ、サポートするところを見極める事も大切です。
もしも親として子供に「これはダメかも」って思うところがあるなら、そこを治すためのヒントを与えてあげましょう。
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上記のことが意識してみても難しいというのであれば、それは今のあなたに合っていない職場かもしれません。
これらを叶えられる職場や働き方を選ぶ事も重要です。
仕事と子育て、家事でてんてこまいで時間に余裕がなくなると、自分にも余裕がなくなり、イライラして家族にあたってしまうなんてことになりがち。
思春期の子供はなんでも自分でできるほど成長していますが、大人と子供の間にいる時期。勉強も遊びもたくさんして欲しいとても大切な時期です。
幼児期や小学生の時は大人の都合で上手に過ごせるかもしれませんが、思春期こそ相手を尊重しながら支えてあげるのが大切なんじゃないかって思います。
だからこそ、母親的にも満足いく働き方を求めて欲しいと思います。
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私の場合は自分自身が職場に恵まれなかったことをきっかけに、パート中から自宅で稼ぐ準備をしてきました。
子育てと家事と仕事の両立が一番しやすい働き方を模索してきて、長女が思春期の今、やっと自分らしい働き方を見つけた感じがしています。
迷う時は、考えるきっかけが生まれます。何かを変えるチャンスの時かもしれない。あなたにとって一番の働き方はどんなものか?考えてみてくださいね。
まとめ
私の場合、母は専業主婦だったので帰れば必ず母は家にいるっていう生活をしていました。
絶対に家にいる存在として当たり前と思ってましたが、その安心感って私にとってはすごい大きかったのかもしれません。
自分の場合は子供を産んで退職したものの、教育費などお金がかかる事をしり、このままではダメだと感じパートに出ました。
旦那も帰りが遅いし、自分だけが仕事も家事も子育てもしてしんどいって思ってしまってたけど、実は子供たちも頑張ってくれていたんだろうなって今では思っています。
そんないろんな経験から今一番満足いく働き方ができている事実もあります。
子供が思春期にまで成長した今、女性として母親として何を一番優先するか?自分も家族も充実した毎日にするにはどうすれば良いのか?
思春期の母親として仕事に迷った今がよい方向に向くチャンスでありますように!
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